NHK :エイチ・アイ・エス 資本金1億円に減資へ 税負担軽減がねらい

外形はずし、欠損金控除、軽減税率、交際費損金算入、これだけメリットあれば業績がきつい上場企業も減資を検討しますよね。
今年はまだコロナの影響もあり改正要望も出ておりませんね。

新型コロナの影響で厳しい経営が続く、大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは、資本金を1億円に減らす「減資」に踏み切ることを明らかにしました。資本金1億円以下の企業は税制上、中小企業とみなされるため、税負担を軽くすることなどがねらいです。

エイチ・アイ・エスは、新型コロナの影響で主力の海外旅行事業の回復が遅れたことなどから、ことし4月までの半年間の決算がこの時期としては過去最大の260億円余りの最終赤字に陥り、厳しい経営が続いていました。

こうした中、減資を行う理由について会社は、財務体質の健全化をはかるとともに税負担を軽くするためだとしています。