日経新聞:freee、データ連携の「重心シフト」 楽天銀行と解消で

重心シフト、佐々木社長は前向きですね^^

データを開放する側の銀行はセキュリティー体制の不備などを理由にフィンテック企業との連携に慎重な姿勢を示しているうえ、収益やコストの配分をめぐっても見解の相違が起きやすい。関係者によると、今回のフリーと楽天銀の連携解消も条件面で折り合えなかったためという。

銀行に受け入れられない事例が増えれば「重心をシフトさせていく必要がある」との認識を示した。

具体的には「例えば他社との取引が決まった段階でお金の流れが決まる。お金を支払うより前の段階で会計帳簿へのインパクトを認識できる」と指摘し、お金の流れの最終段階である銀行口座の出納より前の上流の情報を活用する可能性を示唆した。そのうえで「必ずしも銀行明細だけで帳簿を自動化するものではなく、利便性を高める重心を移すことはできる」と強調した。

フリーは楽天銀との提携終了の発表後、限度額5000万円の法人向けクレジットカードを発行すると発表した。佐々木氏は「新しいカードは面倒な業務を自動化・可視化して、資金繰りを改善できる」と話す。子会社のfreee finance lab(フリーファイナンスラボ)では金融サービスの開発にも力を入れていく方針だ。